Act.3 -行動-

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眩しい光が、差し込む。 左腕が暑い。 布団をかけている。 重く感じる頭を動かし、左を見た。 安心する顔があった。 目から頬にかけて、濡れた跡がある。泣いた…のだろうか。 俺は、目眩を起こして倒れたようだ。水枕が頭の下に敷かれているのは、おそらく七海がやってくれたものだろう。 何故水枕なのかはこの際、置いておくことにする。 今は、何時だろうか…。 七海は今日学校のはず…。 「七海…朝だぞ…」 空いている右手でショートカットの髪を撫でる。 すると、もぞもぞと動き出した。
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