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「七海に手ぇ出すんじゃねぇよ!!」
俺も怒鳴り返し、父の顔面に一発殴りを入れた。
七海はいつの間にか俺の後ろへ回っていた。
「おい七海…。父さんと下行こうや。それで話つくんやろが」
父はまたターゲットを七海に戻し、七海に手を伸ばした。
「いゃ…!」
俺を押さえつけ、まんまと七海の腕を掴んだ父は、次に七海の頭を鷲掴みにした。
「下行くの面倒くせぇ…ここでいいや」
俺を押さえつけながら、俺の足と手を固定していく父を見ると、今にも殺してやりたくなる。
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