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「イーヴィル様、リヴ様」
「ん~…?」
朝食の時間。
イーヴィルの執事、アダムに名前を呼ばれ返事をする。
リヴは顔だけを向け、イーヴィルは頬杖をついて、つまらなそうに朝食をつつく。
「手紙が届いております。」
そう言って銀色のトレイを2人の前に置くアダム。
「何?またどっかのパーティーの誘い?」
つまらなそうに、手紙に手を伸ばすイーヴィル。
リヴは、すでに手紙を読み終わったようだ。
「教会の近くで、殺し?」
「はい。最近、頻繁に起こっているようです。」
「へぇ~…興味深いな。」
ニヤリと口元を歪ませ、イーヴィルは手紙に目を通す。
リヴは、興味なさげに朝食を食べる。
「どうなさいますか?」
「とりあえず、しばらくは偵察しなきゃね♪もしこれが罪人の仕業なら、僕が行くよ」
おもむろにテーブルからナイフを取り、舌でナイフを舐める。
「悪魔に魂を売るような罪人には、死んでもらわなきゃね♪」
「かしこまりました。では、今日からお調べになられますか?」
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