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そう言うなり隆也は
空虚に話しかけ始めた。
隼人「あの隆也…もしかしてお姉さんって想像上の」
隆也「っ!?バカ!
俺はそんな痛い子じゃねぇ」
隼人「じゃ今なにしてたの?」
隆也「これは念話って言って
魔力に似た力だよ
正確にはな……
やっぱ説明めんどいからいいや」
隼人「じゃその念話とかでお姉さんに連絡してたの?」
隆也「そういうこと
けして俺は痛い子じゃないぞ」
一瞬隆也が頭がおかしい人かと
勘違いしちゃったよ
隆也「おっと、この応用は
相手の思考を読み取るから
失礼な考えはすぐ解るぞ。」
隼人「いや、ごめん!」
隆也「別に普段は読んでないから
…ってか謝らなきゃ
いけないようなひどい事を
考えてたのか?」
隼人「あっ!?もしかしてあれがお姉さん?」
隆也「そうだぜ!
ってコラ、話しを逸らすな(笑)」
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