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案内をしている最中
いろいろな生徒に何度も
すれ違うのだが、
隆也のお姉さん
亜希さんはみんなに挨拶されたり
羨望の眼差しを受けている
隼人「隆也、やっぱり亜希先輩凄いね」
隆也「ん?あぁ、あれでも一応
帝都では才女で通ってるからな」
亜希「一応って何よ?」
隆也「亜希は俺の自慢の姉!」
亜希「そう?隆也は姉思いの良い弟ね」
隼人「仲良いのかな?」
隆也&亜希「「見ての通り」」
隼人「そ、そうなんだ」
深くは突っ込まない様にしよう
薮蛇ってやつだね
一通り学園内を周り終わると
亜希先輩は自分の寮へと帰って行った
隆也「1年の寮はこっちだぜ」
隆也が指差す先には
とても寮とは思えないほど
大きな建物があった
隼人「これってもしかして
今年の1年だけの寮だったりする?」
隆也「当たり前だろ?」
隼人「これが当たり前とか凄過ぎるよ」
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