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起床はいつも通り
外に出てまだ誰もいない時間を
外で悠然とジョギングする
ここまでは良かった
けれど誰もいないはずなのに
何故かさっきからずっと
後ろに気配を感じる
振り向いても誰もいない
『クスクス』
隼人「幽霊なんかじゃ…ないよね?」
ボクが歩くとボクの後ろに
ピッタリと何かがくっついて
時々小さな笑い声も聞こえる
『クスクスクス、フフフフ』
いつものコースから外れて
だいぶ学園から遠ざかったところで
気配も声もしなくなった
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