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慧とは、1ヶ月前に海でナンパされ知り合った。
話している内に、家が二駅しか離れていないことを知り、あたし達は、時々、遊ぶようになった。
真夏の夜の蒸し暑い公園で、慧は誘った。
「オレと付き合わへん?」
「うん。イイよ♪ケイちゃん楽しいもん。」
元カレと別れたばかりだったあたしは、即OKしたんだ。
付き合い出して、まだ三週間しか経っていないのに‥
ほんの数時間前まで、love②だと思っていたのに‥
「先輩が花火大会行こゆーてんねん。ユーナも来いよ。」
「マジ?どこでやってんの?あたし花火すきやねん。すぐ用意するわ♪」
だけど、その電話の数時間後、あたしが見たのは、悪夢。
花火なんかじゃ無かった。
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