chapter.24 誓いのリング

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  「ありがと‥。リク。」 二人の指に光るペアリング。 プラチナの指輪に誓う愛。 「ユーナ‥。」 「ん?」 「卒業したら、オレ、前田さんに頼んで家借りるからナ。だから‥。」 陸は、唇の右端を少し上げて微笑んで‥、 あたしのだいすきな笑顔で‥、 そして、あたしに言ったんだ。 「ずっとずっと、オレと一緒にいてくださいっ♪」 「うん、スッゴい嬉しィ!ありがとぉ♪」 あたしは、陸に抱きついた。
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