3つ目の世界

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‥‥‥‥リリリリンンンン‥‥‥ カチッ‥‥‥‥‥ 俺は目覚ましを止めて起き上がり大きく伸びをした。 「ふあぁぁ‥‥‥」 ベッドから降りると直ぐに支度をして寮の部屋を後にした。 今日は12歳になった子供達にとって大事な審査のある日だ。 この世界での俺の名はジーナ・リューだ。 俺は他の仲間達と一緒に大きな建物に誘導される。 皆緊張した表情だ。 当たり前だ。 この審査で一生が決まるのだから。
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