第2話‐始まりの日

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場所[マーリーのオフィス:朝] さっきの別室とはまるで違う部屋にきた。 マーリー「ここが、私のオフィスよ。あまり置いてあるものに触らないでね。」 部屋の椅子はオレンジ。 壁は白く、カーテンはオレンジ。 そのオレンジの椅子に二人は座った。 チェリサ「この学校は、専門的な事をする学校だと手紙に書いてありましたが...私はこの学校の何業界に入るのでしょうか?」 チェリサは、コーヒーに角砂糖を4つもいれている。 マーリー「入れすぎじゃないかしら。」 チェリサ「!?..あ、はい..」 あわててコーヒーカップをテーブルに置いた。 マーリー「業界は、色々あるわ。芸能界、ファッション誌業界、ビジネス業界、スポーツ業界、自営業界...そして、清掃業界。」 チェリサ「そ、それは自由に選べ....」 マーリー「あなた!!は、選べないわ。」 マーリー先生は、コーヒーを上品に飲んでいる。 チェリサ「え!?....。」 チェリサは固まった。 マーリー「この学校には一人しかいない業界があるの。人数が少な過ぎるわ。だからもう一人必要ってわけ。」 マーリーは、立ち上がった。 チェリサ「じゃあ、私は一体....」 マーリー「あなたは..清掃業界よ。」 チェリサは、清掃業界に入る事になってしまった。
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