第2話‐始まりの日

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場所[グラント家:朝] その頃、グラント家では.....。 サンリーナ(バァ)「アンナさん、アンナさん、赤いチョッキはどこかなぁ...。」 サンリーナおばあちゃんは、赤いチョッキがお気に入り。でも、毎回どこに置いたか忘れてしまう。 アンナ(母)「これですか?はい、赤いチョッキ。」 サンリーナ(バァ)「おお。それそれ!ありがとうねぇ。」 アンナ(母)「今頃、チェリサちゃんどうしてるでしょうね。」 赤いチョッキを着るとサンリーナおばあちゃんは、言った。 サンリーナ(バァ)「あの子は、うまくやるよ。今頃、大成功をとげているさ。」 アンナ(母)「そうですね。あの子ならやってくれると思います。だって...」 サンリーナ(バァ)「私の孫だから」 アンナ(母)「私の娘ですから」 二人の言った言葉は、重なった。
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