山崎 烝

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新撰組に入って一年、俺は櫻井家を潰す為近藤さん達と任務を実行した。 そこで一輪の”花”と出会った…… その”花”は今にも枯れてしまいそうで… 俺達はその”花”を頓所に連れて行った。 暫くして”花”が目を覚ました。 ”花”は忍の家系の子供なため、俺と同じ監察になった。 初めは怯えたように弱々しく咲いていた… 段々慣れてくると眩しいぐらいに綺麗に咲き誇った。 コロコロと色を変え、様々に咲き誇る… ただただ、綺麗だった… ”花”は凛と咲き、その地に強く根強いていた。 しかし 何処か弱々しく、強く触れると今にも散ってしまいそうで…… 守りたいと思った。
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