カート・バーロー

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今回の吸血鬼さんは、スティーブン・キングの傑作ホラー小説“呪われた町”からお越しいただきました。“カート・バーロー”さんです。 さすが、モダンホラーの金字塔小説。吸血鬼によって、少しずつ崩壊していく町が怖えのなんのって。 気が付いたら、あら不思議。外はすっかり人外魔境ってか。 カート氏の役どころは、町にやってきた謎の紳士。最初からバレバレ。 典型的な悪の吸血鬼。 ですが、逆にそれがカッコよかったりします。 ちなみに、カートさんに対抗する人間もおりまして、メンバーはというと、“売れない小説家”“ホラーオタクの少年”“アル中神父”“薄い高校教師”等、どぉせぇちゅーんじゃというような面子。案の定、小説家と少年以外はボコボコにされます。(いや、二人とも結構ひどいめにはあってますけど) しかし、小説家と少年のなんとも言えない関係と会話が(仄かなBL臭が漂ってる)個人的に超萌えで、最終的には、バーロー氏そっちのけでお気に入りになっておりましたとさ……(笑)
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