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今回の吸血鬼さんは、寒い国からやってきた“アントン・ゴロデツキー”さん。
名前からわかるように、旧共産圏出身。
吸血鬼さんの中で、群を抜いてイケてません。
低血圧のへたれハゲオッサン。
ボコボコにどつきまわされた挙げ句、心霊手術までされて、息子には三行半を言い渡される……。
唯一の長所は、吹き替えの声が平田広明さんってことだろうか(長所?)
あまりのへたれっぷりに、逆になんとかしたくなる。
母性本能に訴えかける吸血鬼。
……小説の方は幾分、カッコよかった気がしますが、今回は映画版の方なので。
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