始まり。

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「……さようなら、シュール」 その言葉を合図に、ルナの描いた絵から、 光の柱が天まで昇る。 「おばちゃん?」 ぎゅうっ!! シュールを抱きしめる。 その腕にはシュールが 壊れてしまいそうな程、 強い力が込められている。 そしてシュールだけ 光に包まれ消えた。 後に残ったルナの頬に 涙が伝い 地面にぽたりと 雫が染みる。
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