始まり。

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その言葉を聞くなり、 少年=シュールの顔は、 喜びに満ち、 眉が上がり瞳も輝く 純真無垢な、子供らしい笑顔に 変わっている。 先程とは別人の様だ。 「さんきゅ!」 そう言って、脇目もふらず 走り出した。 ただ、真っ直ぐに。
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