平凡を嫌う大学生

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匠「んあ…ふわぁぁぁぁあ」 朝、寝起き悪く匠は目を覚ます。 匠「んあ~ゲームが好きだからってまた今日は訳のわからんプロローグ的な夢を見ましたわねぇ」 :寝起きの悪いのはいつものことだが、今日は朝から平凡じゃない夢を見れた、今日はいい日になりそうだな。 匠はベッドから出て歯を磨きながら器用に着替え始める、磨きながら着替えるようになった理由もなにかおもしろいことが起きないかと思ってやり始めたことだ。 ズボンに引っかかって転んだり、歯みがき粉が服について神秘的な模様になったり…ただそんなことはまったくおきない、匠はとにかく平凡が嫌いなのだ。 だから家でも人とは違うことをしてみたりする。 ただ結局面白いことは起きないのだが。 匠は着替え終わり髪をセットし始める黒のミディアムショートの髪の毛を器用に立てていく、生まれつきの青の瞳が光る、 匠のルックスは至って普通だ、一重だけど青の瞳、ホリの深い顔、身長も高からず低からずの平均、体型も俗に言う細マッチョだ。 セットを終えるとなにも起きなかった朝を嘆きながら家を出た。
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