ようこそ死んだ世界戦線へ

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「えぇ、居るわ」 「どんな奴なんだ?」 「…アレよ」 ハルヒ似の少女は、さっき俺と話していた銀髪の少女を指差 した。 「……は?💦」 「アレが私達の敵、天使よ」 馬鹿馬鹿しくて笑えてくる。 さっきの無愛想な少女が天使 だと? どっかの男子の妄想じゃぁ あるまいし💦 そんな事があるわけない💦 「……俺、向こうに行って いいか?」 「どうしたらそういう考えになるのよ⁉いっぺん死になさいよ‼」 「………💦💦」 「これは死ねないこの世界の ジョークよ」 「……そぅか💦💦まぁ俺は失礼 するぜ💦💦」 「ちょ💦💦ちょっと💦」 俺は引き止めようとした彼女の言葉を無視して、天使とやらの所へ向かった 「あのぉ…💦💦」 「どぅしたの?……」 全く普通の反応である 「貴方の事を天使だとかなんとかって言ってる人が……💦」 聞き取り間違えたら、『貴方が天使の様に美しいと言ってる人が……』となりそうだが…… とりあえず、確認の為、俺は 少女に聞いた。 「私は天使なんかじゃないわ……生徒会長…」 「ですよね?💦💦」 よかった💦 通じてた💦💦 「この世界では死なないって馬鹿馬鹿しい事とか言ってましたよ✨💦」 俺は[この世界では死なない]という、どう考えても嘘な事をこの少女に遠回しに聞こうとしていた。
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