君といると楽しいからね

5/30
前へ
/200ページ
次へ
虚しきかな葉でも散りそうな勢いだ。 と言った感じで毎日こんな感じでやり取りは終え、一向に話す事が出来ないのであった。 影が薄い言っても、透明人間って訳じゃないから前述の通り派手なことをすれば幾分か気づいてくれるんだが、ここで別のスキル、『お前の眼ぇ恐っ!』が発動する訳である。 彼女の友達には確実に警戒心が強い友達がいる。そんな友達までに気づかれてしまうと確実に距離を取る事になってしまうのだ。 この生まれつき持ってる物の性で悉く彼女との会話が成功しないのだ。 今度は作戦を変えてみようかな? ノーマルに話しかけてもまったく気付いてくれないし、話掛け方を変えてみようか。 そうだ。存在感を上げる為に地道にアピールポイントを増やしてみたらどうだろうか? 彼女は確か生徒会に入ってるため、クラスの事は人一倍に敏感なはずだ。 と言う事はクラスを綺麗にするとか、さり気無い「あ、この人何時もこんな事してくれてるんだ」見たいな感じに好感度を上げれば今までよりかは気付いてくれるんじゃ無いだろうか?
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

89人が本棚に入れています
本棚に追加