離れたくない

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和喜「なぁ、歩美...」 歩美「何?和喜?」 和喜「もしオレが約束破ったら、どう思う?」 歩美「え?約束ってあの約束?」 和喜「えっ、あ、いや、それに限らず全ての約束...」 歩美は和喜の反応が気になった 歩美「そりゃ、少し傷付くかなぁ」 和喜「そうか...」 和喜は少し暗い顔になる そして、和喜は何かを決意した顔になり口を開いた 和喜「なぁ、歩美」 歩美「ん?なぁに?」 和喜「もしオレが『一緒にい━━━』って約そ━━をやぶ━━らどうする?」 和喜の言葉は いきなり吹いた強い風に 打ち消され 歩美の髪を 激しくなびかせていた 歩美「和喜、なんて言ったの?良く聞こえなかった」 和喜「...」 「いや、いいなんでもない...」 歩美「......」 歩美は嫌な胸騒ぎを感じた 和喜「そろそろ戻るか?」 和喜は作り笑顔をした 歩美「あっうん...」 和喜と歩美は病院に戻り 病室に戻り 夜まで 二人で他愛もない会話をした 看護婦「そろそろ面会終了の時間ですよ」 歩美「もうそんな時間?」 和喜「......」 歩美「それじゃまた明日くるね」 歩美はベッドの横にある パイプイスから立ち上がった
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