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和喜の妹「歩美さん...」
そんな様子を見ていた
和喜の妹が声をかけてきた
歩美「の...ど...かちゃん」
歩美は泣き顔を
和喜の妹、のどかに
向けた
のどか「カズ兄の顔をみてあげて」
歩美は立ち上がり
和喜の顔にかかっている
白い布を取った
和喜は
死んでいるのに笑顔で
まだ生きてる様な
笑顔をしていた
歩美「はっ...!?」
歩美はとっさに病室を飛びだした
のどか「歩美さん...」
島野「......歩美ちゃん」
歩美が飛びだして行ったのを
見届けた
島野さんは、再び
和喜の顔に布をかぶせた
歩美はまた走った
歩美(和喜は死んでない、和喜が約束破るわけない!!)
(和喜を探さなくちゃ!!)
歩美は走った
歩美は和喜との思い出のある場所をひたすら
走り回った
歩美(和喜!!和喜!!和喜!!)
(何処にいるの和喜!!)
もう夜になっていた
歩美は疲れはて
歩いていた
最後に向かった先は
駅前の青いベンチ
和喜がまた待っていてくれてるハズ
歩美は
そう思い向かう
駅に近ずくにつれて
キレイな飾りが目立ってきた
今日はクリスマス
そして駅前に着いた
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