不幸の訪れ

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和喜は自分の体の 状態に気づいて 歩美と一緒に 病院に行き検査を受けた そして 和喜は医者に呼ばれ 歩美は席を外された 歩美「和喜...」 歩美はとても不安でしかたなかった 30分程経った頃 部屋から 暗い顔の和喜と医者が出てきた 歩美「和喜!?」 うつ向いていた和喜が 顔をあげた 和喜「歩美...」 「アハハ...、オレ、明日から入院だってさ」 笑ってみせた和喜の言葉は 笑っていなかった 歩美「...毎日、お見舞い来ないとね」 和喜「あぁ、ありがと」 和喜の顔は暗いままだった そして 入院生活半年目 歩美は大学の授業が終わったら そのまま病院に通う 毎日を送っていた 和喜「明日は一時退院が出来る」 「たったの一週間だけしかないけどな」 歩美「良かった、明日を楽しみにしてるね」 笑顔の歩美 和喜「なぁ明日、退院したらデートしようぜ」 歩美「えっ?デート?」 久しぶりに聞いた言葉 デートは半年前にしていらい 入院生活でデートなんかしていなかった 歩美「うん、いいね」 歩美はニコニコと答えた 和喜「じゃあいつもの場所に10時集合な」
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