2人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく歩いていくと、木樹に囲まれた湖があった。
湖には滝から水が流れ込んでいて、小さな虹が出来ていた。
湖の水は、水底の魚や藻がはっきりと見える程に澄んでいた。
水面には、周りの木樹の緑が写り込んでいて、まるで水の中にも山があるかのように、幻想的な空間を生み出していた。
湖は、それほど大きい訳ではないのに、橋がかかっており、私はその橋の中程まで行った。
「綺麗…」
その幻想的な空間に見とれていると、急に強い風が吹いた。
「っ!!」
,
最初のコメントを投稿しよう!