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『……グスッン……』
『泣くなよ、竜也…』
『だって、…仁と……歌えなくなる……踊れなくなる…』
『確かに、グループとしては一緒に居れない。けど、事務所は一緒だから…いつかは同じ仕事が出来るかもしれないだろ?完全に、離ればなれになる訳でじゃない。俺の心は、いつも竜也の傍にいるから』
『……仁……』
『頑張っていれば、社長がグループに戻してくれるかもしれない。そね可能性を信じて、俺は、出来る事を頑張るから…』
あいつの声は、力強くて…
痛い程に、覚悟が伝わってきた
俺が、何を言っても…決心は揺るがないだろう
『…わかった…、俺達も……頑張るから。おまえの帰る場所を……守るから…』
俺は、出来るだけ元気な声で言った
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