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『とりわけ、上田がマリーアントワネットなら…中丸は執事か?』
『はぁ???』
聖の一言に、俺は声をあらげた
『誰が執事だ??』
『中丸』
『だ~か~ら~』
『端から見たら、姫と執事だぜ?上田、ああ見えて中丸にしか我が儘言わねえし』
『…嘘だ…』
いやいや、たっちゃんはいつも我が儘だろ?
『中丸が居ねえ時、マジでおとなしいし…。中丸が居る前でしか、我が儘言わないんだぜ?』
聖の一言に、少し嬉しくなってしまった
俺にだけ、我が儘を言ってる
その事実が、嬉しかったんだ
『そっか。そうなんだ…』
俺は、気分が良くなって…
たっちゃんが戻ってきたら、好きな飲み物を渡してあげようと………飲み物を調達に向かった
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