4号館の彼

7/9
前へ
/141ページ
次へ
*孝也said* 「孝也く~~んっ」 語尾にハートマークが付きそうなくらい甘ったるい声で誰かが俺の名前を呼んだ。 「どうしたの?」 俺は返事をした。 これでもかってくらい笑顔で。 「名前呼んだだけ~」 ‥‥‥イラッ 「なんだよ~!なんかあったのかと思って心配したじゃん」 「大丈夫♪ありがと~☆」 そう言ってその女は教室の中に入っていった。 意味わかんね~‥。 俺は小さく舌打ちをした。
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加