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ここが会場か。
そこはあまり表に出ていなそうな雑居ビル。
まあ裏賭博なら当たり前だが……
俺は入口へ向かう。
「ちょっと止まってください」
黒子に呼び止められた。
「初めての者か?金を持っているようには見えないが…」
咎める黒子に俺は内ポケットから小切手を取り出しちらつかせてやった。
「すみませんでした!」
黒子は一礼する。
俺は肩をポンと叩いてやった。
ついでにルート一千倍のギャンブルがどこにあるか聞いた。
「受けるんですか!?」
俺は頷いた。
黒子はア然としている。
当たり前か。こんなギャンブル受けんのは俺ぐらいしか………
黒子は俺を案内した。
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