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翔「ひゃっ/」
びっくりして固まってる嶺くん。
翔「嶺くん、俺首だめなのっ」
智「あ…、ごめん。」
急いで手をどかしてくれた。
翔「大丈夫だよっ…/」
嶺「あの…なんで嶺くん？」
目を何度も瞬きさせて俺に聞く嶺くん。
翔「あれ？駄目だった？」
嶺「んー良い響き。久々に名前で呼ばれたもんだからびっくりしてね。」
へー。
名前で呼ばれるの久々なんて変わった人なんだなぁ。
嶺「で、何か質問でもある？」
翔「2Bの教室ってどうやって行けばいいの？」
嶺「2B？どうして？」
翔「自分のクラス。行き方分からなくて。」
俺の言葉を聞いて急に固まる嶺くん。
あれ…？
なんか変なこと言ったかな、
嶺「2年生なのか。てっきり同学年だと思い込んでたよ。ごめんね翔くん。」
翔「もしかして…3年生？」
嶺「うん。」
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