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「よぉ、イズミ!遅かったじゃねぇかよ。」
「ごめん。ちょっと遅れた。」
イズミと呼ばれた青年は、そういうと自分の席に座った。
「イズミちゃんこんー今大富豪やってるんだけど、一緒にやらない?」
まだ、15、6歳と思われるほど若い少年が無邪気な笑顔でそういった。
「あぁ。まだ、仕事の依頼も来てないみたいだし、皆でやるか。」
「賛成!!」
イズミが微笑むと早速トランプを切り始めた。
「マキト、切りながらズルするなよ?」
マキトと呼ばれた少年――いや、実際は、18歳。もう、青年だ。
「しないよっ!カツヒト君こそカード多くとらないでね!」
カツヒトと呼ばれた青年――年は、イズミと同じ、22歳だ。
「とんねぇよ!!ミツル!何とかいってくれよ!」
「えぇ!?俺にふられても・・」
ミツルと呼ばれた男――年は26歳ぐらい。見かけは29歳。見かけより若い。
「カツヒト、ミツルが困ってるじゃねぇか。俺の相棒を困らせないでいただけるかい?」
「じゅ・・ジュウヒロ・・」
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