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「なんでよ?何かまずいことでもあるわけ?」
輝の言葉に、少しムッと思いながら理由を聞く由
「それは…」
輝が理由を言おうとした時に、授業が始まるチャイムがなった。
一時間目の後は移動教室や選択授業が続き、輝から理由を聞く機械がなかった。そして、昼休みになり食堂で
「何でダメなのよ。別にいいじゃないの。ねえ、実花?」
由は、あの後ずっとイライラしていた。そんな話さない相手にいきなり言われたからかもしれないが。
「まだ、怒ってたの?由?」
由がまだイライラしてることに、苦笑いを浮べ、聞いていた
「だってさ~、いきなりなりだからね。いきなり言われたんだからね。」
「あはは…でも、やめといた方がいいと思うけどな~」
それを聞いて由は、涙目になり
「うぅ……実花まで…いいじゃない別に」
実花は真実は言えない。だが、もしもの時、本当に、危険なのは確かである。
「だって本当にいたら、何が起きるか分からないんだよ。危険じゃない?」
「だから調べに行くんじゃないの?」
実花に言われたことにそう返す由。それを聞いて困る実花。曲げない由に実花は困っていると。
「幽霊騒動の話?今日はこればかりね…」
「!?」
実花と由はその声を聞いて後ろに振り返る。するといたのは、
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