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太一「加藤………
あけみ「加藤くん……
僕らは目を合わすと黙って加藤に背を向け歩きだした
皆「………
加藤「五百㍍さきにある公園で落ち合おう……
加藤は僕らに背を向けたまま呟くように言った
僕らは黙って頷いた
何がなんだか解らなくなったかおりはいきなり泣き出した
かおり「やだよ!
皆で逃げよーよ!!
何で加藤くんだけ…
泣きながら加藤の方へ歩もうとするがたけしに腕を引っ張られた
たけし「かおり……
たけしは何かを悟るようにかおりを見つめた
かおりはたけしの顔見てしばらくするとまた泣き出した
加藤はこちらを振り向き「大丈夫だから先に行ってまっててくれ!」
そういってドア勢い良く開けた!!
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