プロローグ-王国の王子-

4/5
前へ
/91ページ
次へ
「クソジジィなんだよマジでしねよ」 「そういうこと本人の目の前で言っちゃ駄目だよね」 「なんだ、まだいたのか。さっさと逝けよ、ポーション取りに」 「それお前の仕事だよ。わしがお前にやれって言った仕事だよね。てゆーか逝け?」 「だいたいなんだよポーションって」 「冒険の必需品だろう、なんだ?そんなことも知らんのか?これだから最近の若者は」 「氏ね」 「もうそれ何回目?」 「ポーションとやらの素になる薬草って何だよ」 「ハゲハゲハゲール草だよ」 「なにそのいかにも飲んだら、はげそうな草」  ポケットから何か緑色のものを出す。 「これがその薬草だよ。これ取ってきたらお前にもポーションのませてやるよ。」 「いやだ。断固拒否」 「なぜ拒否る」 「緑色の液体が染み出てるからだよ!それになんか禿そう」 「何を言っている?これがうまいんだぞー、マックのポテェェェェェトの味がするんだぞ。」 「ポティィィィィィィィィィィィィィィィィィィトォォォォォォォォォォ!!!!!」
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加