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ハッハッハッハ!!
あの糞悪魔!罰とかいうから何かと思えばご褒美だぜ!
誰に罰を与えるか。
俺は興奮して寝れなかった。
朝までどうするか考え答えをだした。
金剛 亮太…あいつだ。あいつが1番ムカつく!何度も何度も殴ったり蹴ったり!服を全部取られて廊下に放り出したりもされた!
殺してやろうか!いやもっと苦しめてやる!!
そうだ!あいつ運動が唯一の自慢だったな。
足だ!足をもぎとってやる!!
「おい!悪魔ぁ!いるんだろ!?決まったぜ!」
すると段々と何もなかった場所に人の形になっていく。
「随分と威勢がよくなったな。で…どうするんだ?」
「金剛 亮太の足を奪ってくれ!それが罰だ!」
「ハッハッハ!腐った野郎だ。力を手にした途端に豹変。やっぱ駄目だ罰を下す。」
「なっ騙したな!この糞悪魔が!」
「おのぞのみ通り猫にしてやる。ただ記憶を残したままな。」
俺は何が罰なのかわからなかった。むしろ可愛い女の子とかに飼われたりしたらとか考えた。
だんだん視界が薄れ気を失った。
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ピー
『事故が発生しました。通学中にトラックに跳ねられた模様。事故にあったのは中学3年の金剛 亮太君、内藤 竜也君、谷田部 潤君、1名両足切断の重体、他2名軽傷です。
目撃者によると被害者側の信号無視が原因とされます。』
プツン!
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