天気予報
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「もう、やめにしないか?」 「えっ?」 「君といると疲れるし、仕事もはかどらないし、良いことがないんだ」 「隆ちゃん?」 さっきとは違う声音で彼女がまた僕の名前を呼んだ。 「…どういうこと?」 『隆ちゃんって嘘ついたり自分の都合が悪いとき、いつも服の裾握ってるよね』 ふいに彼女と昔、した会話を思い出した。 彼女の言うとおりだ。 無意識のうちに握っていた裾を離し、握り拳を作る。
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