天気予報
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いつもよりも彼女の背中が小さく見えて、無意識に伸ばした手は空を切るだけだった。 愛してる。 声になるかならないかくらいの小さな言葉は宙を舞うだけで彼女には届かなかった。 ぼんやりと彼女の後ろ姿が滲んだ。 その朧げな姿さえもドアの向こうへと消えてしまった。
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