球技大会始めました。

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サク「有志…可哀想だろ?」 ケイ「そうだぞ!多分どっかで会ってんだよ!」 ケイ… もしかしなくても… 有志「お前…リクスルの事を本気で忘れてないか?」 ケイ「リクスルっていうのかあの先輩!やっぱり有志知ってんじゃん!」 「赤髪ぃぃぃっ!」 リクスルがキレた リクスルは学校の大会のときに個人戦の決勝で戦った奴だ キリ「兄さんわざとだったの?」 ん?リクスルのことか? 有志「綺麗さっぱり忘れていたのだよ」 ルイ「有志ー!パス」 んをぉ!? 有志「ルイ!いきなりパスを………パス?」 試合再開してんの? 「今度こそ止めてやる!」 いつの間にかリクスルも試合に戻っていた つか、素人の俺に三人でガード? 「お前ら、コイツは身体強化なしでも充分速いから気を抜くな!」 「言われなくとも!」 「三人ついてんだぜ!?いくら速くても抜けらんねぇよ!」 なんと言うか… 暑苦しい。 汗だくの男三人に囲まれた俺 ちょっ、近寄るな! 有志「仕方がない」 存在感を薄く、薄く… スルッ はい、抜けた。 「ハァッ!?居ねぇ!」 ボールは敵側に… 「リクスル!!」 リクスルへのパスだが… バシッ キリ「うぇ!?ちょっ、ギャッ!」 …高速パスは無理か 有志「間抜けですね」 のほほん無表情の黒○ 「見付けた!!」 セラ「有志の溢れ出る存在感はそう、長くは隠せない」 セラフィム… 『俺』が、恥ずかしいのだが?
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