悪夢の航海

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少年は少女の住むと言う幻の地への切符をつかんだ。 少年は意を決して、その地へと向かった。 少年は「言葉」を少女に念じて届け、ただ、約束の地で待った。 少年が少女に逢える可能性はゼロに近い。 少年はたとえその身がその地で朽ち果てようとも、少女を待つつもりだった。
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