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「立花っぽくないじゃん?『小悪魔の莉緒』だろ?」
立花って…さっきまで莉緒って呼んでたのに。
「そうだけど、皇は私を落としたい訳じゃないでしょ?…貢いで貰う対称じゃないのに…悪いよ。」
「へぇ~ランク分け?」
「だって、結局愛情を計れるのって『お金』と『時間』でしょ?」
「立花の哲学?同感だね。
…まぁ心配すんなって。俺、稼いでるし。」
「でも…」
「こういうホテルってさ、予約取ってないとたまに値踏みされるんだよね?…俺とかまだ社会的にみたら子供の部類じゃん?」
値踏み…?
なんの為に?
どうやって?
「足元見るんだよね。『スイートしか空いてませんが宜しいですか?』的な…
金持ちなら、別にどうって事ないじゃん?スイートでも。
それに、こういうホテルって予約取るのが常識じゃん?
で、スイートでもOKっていった客にだけ泊まらせる。で、ホテル側の都合の嘘だから半額近くで泊まれる。
だから、立花が心配するほど高くない。」
「…詳しいのね、さすが皇様。…でもホッとした。」
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