雷神の肉

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『なんだってぇぇぇ~~!!!! ほんとに良が”雷神の肉”を食べたのか??』 今年50歳になるじいさん 大倉 五郎が叫ぶ。 五郎は探検家をしており、やっとのことで見つけた秘宝を孫に食われてしまったのだ。 「じいちゃん、あの肉ちょーうまかったぞ!!」 良は秘宝とは知らない… 五郎は言う、 『良、あれは”雷神の肉”と言う秘宝でな、食べると雷が操れるようになるんじゃ…』 「そっか」 良はまだ8歳、あまり事の重大さには気づいていない。 『まぁ いつかわかるか…』 五郎は思ってもいなかった、良があんなにも雷を使いこなせるようになるなんて…。
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