異国

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『…気をつけろ、あれがモンスターだ。』 バルは先程までとは打って変わって真剣な表情で告げた。 『グァァァーー!!』 モンスターが襲いかかって来た。 「おらぁ、サンダーパァンチ!!」 良はモンスターをおもいっきり殴った。 『ギィアァァ!!』 そのモンスターは苦しそうに叫び倒れた。 『こいつはヒューと言う鳥のようなモンスターだ。 それと、こいつが多く出るから、ここはヒューの森と言うんだ。』 バルは続ける、 『それよりも小僧、なぜ、お前は雷を使える??』 バルは真剣だ。 だが、良はいつもの調子で答える。 「”雷神の肉”を食ったから。」 バルは少し黙っていたが、また喋り始める。 『やはり、お前も異人か…』 …?? 「異人ってなんだ??」 バルは答える。 『異人と言うのは、簡単に言うと他の人にはない力を持つ者だ。』
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