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ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
先｢おい日比野！楠！どこに行ってた！｣
紗｢は？屋上だけど？何？何か文句でもある？｣
美｢あ、あたしら早退すんねー？｣
先｢何でだ！｣
紗｢‥‥‥‥知りたい？ﾆｺｯ｣
先｢あ、いや‥//｣
あたしは先公のとこに言って、耳元でこう言った。
紗｢大人のじ・じょ・う♪｣
案の定、男の先公は顔を真っ赤にする。
紗｢‥んなわけねーだろばーか。
じゃあね、せ・ん・せ♪｣
美｢ばいばーい♪｣
二人揃って教室を出る。
｢‥‥‥‥あいつ‥。｣
クラスが騒ぐ中、今朝のあいつが凄い形相でこっちを見ていたこと、呟いていたこと‥、背中を向けて騒いでいたあたしら二人は、知るよしもなかった。
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