Episode.3

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移動させた場所。 それは、"葵"のたまり場。 紗「おら、一人ずつ来い」 一人ずつ呼んで、消毒やら何やらしてあげる。 「お前‥、なんで」 紗「だから言ったろ?あたしら"葵"がやってねーのに、"雅"に潰されてたまるかよ。 ‥‥‥っし。おら、全員出来たぞ」 「お前が来なかったら俺らは今頃どうなってたんだろうな」 紗「しらねーよ。まぁ、今回は仕方ねーだろ。いきなり乗り込まれてその上あっちは木刀だのスタンガンだの持ってたんだしな」 「木刀とかスタンガンなんて予想しなかったからな‥」 紗「隣町とかになるとそういうのが多いんだよ。あたしらの街だけだ。そういうの持ってないのは」 ま、それが普通なんだけどな、と付け足す。 「それにしても、紗姫さん?でしたっけ」 紗「あ?あぁ、そうだけど?」 「紗姫さんすごいっすね!男全員潰すなんて!しかも素手!尊敬します!」 紗「いや、普通なんだけど‥」  
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