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さようなら、オレンジジュース。
そう思った時にはもう全てなくなっていた。
と同時に声が聞こえた。
「うわっ!冷てぇっ!」
「誰だコノヤロー!」
紗「あたしですけど、な・に・か?」
「いい度胸してんじゃねーか!」
紗「あ、喧嘩売ってんすかー?」
美「売る相手間違っちゃったねー♪」
美亜がニコニコしながら言う。
「わかってんならこいや!!!」
紗「‥うっざ‥‥‥はぁ‥‥、わぁーったよ。行きゃいいんだろ?」
あたしは窓から飛び降りる。
この高さならなんてことない。
教室のやつらが騒ぐ。
‥うっせーな、猿かよ。
紗「おら。さっきの威勢はどこ行ったよ」
「調子に乗るんじゃねーよ!」
相手はあたしにパンチを入れようとするが、それを見切っていたあたしはその手を蹴り上げる。
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