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各部屋の前に着いた私たち
因みに、隣り合わせなんですよね
「泊まりの用意してから行きますね。」
「さっさとしろよ。」
「分かってます」
お互い部屋へと入った。
まず、シャワーを浴びないと。
かばんをリビングに置き 着替えを持ってお風呂場に向かった。
シャワーを終えて、元々泊まりの道具は用意してあったので、それを持ち臣也の所へ向かった。
ピンポーン
音と同時に、ドアが開いた。
「遅いぞ。」
「そんなに時間経ってます?」
「風呂入っただろ、お前?」
「はい(笑)良くわかりましたね」
「髪濡れてんだよ。早く入れ。」
「おじゃまします。」
なかに入れば、いつもと変わらない風景だった。
「適当に座ってろ」
「はい。」
私はソファーへと腰掛けた。
少し経って、飲み物を持ってきた臣也。
「風邪引いたらどうすんだおめぇは。」
「すみません、早く会いたかったもので。」
優しく微笑めば、ふんっと鼻で笑われた。
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