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返事を返そうと考え、メール作成に画面を切り替えた。
手短に文章をつくり、送信した。
時間を見れば、もう6時過ぎている。
まだ臣也は起きる様子はないため、ゆっくり頭を持ち上げて膝からソファーへと移動させた。
「よし、夕食つくりましょう。」
そう気合いをいれて、キッチンへと向かった。
冷蔵庫には、いろいろな食材があった。
「昨日はハンバーグだったから…今日はオムライスを作りますかね」
材料や調味料を用意していく。
出来上がった頃には、針が7時を指そうとしていた。
臣也を起こさなければと考えリビングに向かった。
「起きていたんですか?」
「ああ。」
臣也はスッキリした顔でソファーに座っていた。
「今何時だ。」
「7時になるところです。」
「だいぶ寝たな。」
「疲れていたのでしょうご飯が出来てますから、たべましょ?」
軽く頷いた臣也と一緒に夕食のセッティングがしてあるテーブルに腰かけた。
臣也は無言のままで、私はいただきますといい手を合わせて食事を始めた。
一口スプーンに乗せ、口にいれて
「旨い。」
「ありがとうございます。」
そんな一言でも、私はとても躍らされてしまうんですよ?
なんて、心の中で投げ掛けてみる
私はご飯と片付けを終えて、就寝時刻となった。
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