~幸せな朝~

5/7

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
「リベット様?」 「ん~…」 「リベット!様?」 「あぁ…もう5年……」 とうとう少女の中にあった何かが切れた 「早く起きなさーーーーい!!!!」 「敵襲ーーー!!!」 耳に響いた轟音で驚いた少年は咄嗟に危険を察知したようだ 「敵襲じゃありません!!」 「え?あぁ…なんだ姫か…どうされました?」 「どうもこうもないです!何をされているのですか?」 「え?何をって……」 しばらく少年は考え込んだ 「昼寝だ!」 その答えに呆れてしまった少女 「そうです…確かにあなたは昼寝をしてました…」 「でしょっ!」 「でしょっ!じゃありません!あなたは今何をすべきですの!」 それを言われた少年はまた少し考え込みこたえた 「あっ!そうだ!」 「そうです!」 「俺は今から昼寝をするんだ!」 「違う!!」 横で首を大袈裟に振る少女も見ずに少年はまた寝入る
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加