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我音は毎日、同じ日々を過ごしていた。
入学式から1週間、1ヶ月たっても変わらなかった。
徐々に友達が増えていく。
そして
会ってしまうのだ。
一発で一目惚れしてしまった。
彼女の名前は春風菊乃。
男子からの支持率も多いが彼女にその気はないらしい。
我音は同じクラスになった菊乃に話かける。
『春風さん!……その…なにしてるの?』
「あ…えっと……」
この会話から2人は仲良くなり、メアドを交換し、毎日メールしていた。
彼女は入学してから変わらない日々を簡単に粉々に砕いた。
1年がたち、二年生になった。
この1年で2人の距離はより縮まった。
学校では、あまり会話をしないという、謎の関係になった。
学校が終わりメールを送る。
我音の生活リズムは菊乃中心となる形になった。
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