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私の名は「朝倉真由」。
そして、この男の名は「谷崎亮太」。
小中高と私と同じ学校に通う幼なじみである。
良くも悪くも優等生であり、勉強はできるし、運動神経もいい。おまけにルックスもいいため周りの女生徒からも結構モテる。
そりゃあ、幼なじみの私だって少しは意識したりしたこともある。
いくら小さい頃からお互いを知っていると言っても年頃の男女である。
身近な、しかも同年代の異性の存在が気になるなんてことはなきにしもあらずと言ってもいい。
ただ…、この性癖だけはどうにかならないものか…。
…
……
………
亮太「なんで分かってくれないんだ!?こんなことを話せるのはお前だけなんだぞ!!」
真由「声がでかいよ…ていうか、普通は女の子に対してそんな話はしないと思うよ。」
亮太「くそう、お前なら幼児体型を持つ者として俺の気持ちが分かると思ったのに…。」
真由「あのさ、本当に一回病院行ったほうがいいよ。
ていうか、病院が来い…。」
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