5人が本棚に入れています
本棚に追加
ー-壁が見える-ー-ー
と。
マキタソは続けた。
「このサークル創設当時は素晴らしい輝きを見せていたサークルでした、でも…今は違う。」
何が
何が違うのか?
「だらけ、です、だらけの為にサークル自体が力を失いつつあり今がその時、サークルを戻すには限りもない"力"が要ります…サークルを取り戻す程の、ね」
だらけ?
当たり前だろ?
そう言うサークルなんだから
「それに言ったはず、只単に殺し合うだけではない…生き残った1人は…」
「願いを1つ叶えられます」
「な…んだよ…」
淡々と
何かが狂い始めている
俺は溜まらず叫んだ。
「それだけの為に殺し合うってか!?ふざけんなよ!!他に方法が在るはずだろ!?なぁ?…ヤシャ…?」
同意を求めたい筈のヤシャの目、みんなの目は
狂気で満ち溢れていた。
最初のコメントを投稿しよう!