少女の視る夢

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「………」 「いつか彼女が、私達を必要としなくなるなら。彼女を守るべき存在が現れたときは…」 少女の浮かべる笑みはどこか悲しい。 けれど悲しみだけを映しているわけではなかった。 「君達も僕の妹。 それが決まりとはいえ、実際にそうなれば寂しいでしょうね…」
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